俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

CD店は春の匂い

昨夜は17:00にNHK-BSの『スター・トレック』を観ながら缶ビールをプシュっと開け、飲み始めました。そのままあっという間に一日の「ノルマ」を達成。ハイビジョンの『刑事コロンボ』が始まる時間には、なんだか飲み足りなくて食料庫にしてる部屋からもう一本持ってきて飲み、いくら休日でも飲みすぎだ~と思いつつ布団に入ったら眠れなくて、起きだしてシュークリームとイチゴを食べながら老母と取りとめない話をして、再び布団に入り、なんだか浅い眠りだな~と思いながら目が覚めたら、いつの間にか三月になっていました。

ということで、大好きな2月が終わっちゃいましたけど、3月も好きですね、春近しということで。

しばらくぶりにCD店へ。『ブラジル音楽100~ブラジル音楽のすべて』(BVCM38063~67 監修・選曲・解説 中原仁)を見つけて買いました。5枚組、100曲。一枚目の一曲目、カルメンミランダ「タイ」のノスタルジーいっぱいの哀愁の旋律にノックアウトを喰らいました。一曲聴くだけで胸がいっぱいなのに、100曲かあ。これは当分楽しめそうです。

ミュージック・マガジン』が主導した80年代のブラジル音楽研究の機運ってありましたよね。LPもいっぱい出てたし、日本人のブラジル音楽研究は世界一、といった評判すらあったように記憶しています。今からCDで集めなおすのもいいかも。本棚にはポルトガル語の教科書も眠っていることだし。

いつもはすっかりアマゾンのお得意さんになっていますが、たまにCD店に行くと発見があっていいですね。ジャズのコーナーでは、かつてジャズ喫茶でLP盤で見たロリンズやモンクが、CDの小さなジャケ写のなかでポーズをとってるのを見て、「オトナ買い」の衝動がうずきましたが、今回はがまん。ジーン・アモンズの『JUG』だけ買いました。でも明日かあさっての晩また行くかも。日が長くなると、夜遅くまであいてるCD店や本屋さんに出かけたくなるのです。アマゾンじゃはげ頭の番頭さんが「毎度どうも」とは言ってくれないですもんね。