俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ノー・ウーマン・ノー・クライ

昨日、「友達よ泣くんじゃない」について書きましたが、そのあとこんなことを思い出しました。

例によって記憶に頼って書きますので、要確認なんですが、昔、ボブ・マーリーの訳詩集が出版された時のこと。『ニューミュージック・マガジン』に書評が載って、こんなことが書かれていました。なんでも、その訳詩集では「ノー・ウーマン・ノー・クライ」を「泣かない女はいない」と訳しているのだそうですが、これはどう考えても「泣くのはおよし」じゃないのか、と。No woman no cry.がThere is no woman that does not cry.のピジン的な表現だと取れば「泣かない女はいない」となるでしょうが、確かに曲を聴く限りは、これ、「姐さん、泣くなよ」ですよね。

ボブ・マーリーのライヴはたしか車に積みっぱなしです。探し出してひさびさ聴いてみますか。