俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

中村雅俊「盆帰り」

子供の頃、いっしょに同人雑誌ごっこをして遊んだ友達は皆、生地を離脱し、首都圏に居住して勤めに励んでいます。お盆や正月、実家へ帰省したとき、コンビニやスーパーでそんな彼らとばったり会うんじゃないか、などと思うことがありますが、ないですね。ひさびさに連絡をくれた一人は「生まれ故郷がそんなにいいものなのかな」と感慨を記していました。うん、僕は、人は皆、生まれ故郷は死ぬまで捨てられないと思うんですが。

今日はiTunesStoreで某セクシー歌手の某楽曲をずっと探していましたが、みつからず。アマゾンにも行って試聴の機能を使って探してみたんですが、その歌手名ではとうとう探している楽曲が見つかりませんでした。記憶違いなのかな。う~ん、あきらめきれない。

iTunesStoreで見つけた中村雅俊「盆帰り」。まあ、東京で就職して家庭を持っちゃうと、帰省なんて年一回がせいぜいですよね。せせらぎに素足で水をはねた、夕暮れの丘で星を数えた、突然の雨を木陰に逃げた、懐かしさいっぱいの帰省。幼なじみの女の子がすっかり成熟した女性になって「まあ、○○くん、久しぶり」と迎えてくれる、そんな故郷のお盆を歌った佳曲。実際に帰省するかどうかはいいんです。誰にとっても、故郷は死ぬまで故郷ですよね。でも、今年のお盆あたり、みんな帰ってきて、盆踊りの会場で開襟シャツや浴衣姿で再会、なんてことがあるといいなあ。