俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

オーネット・オン・テナー

iTunesStoreに入り込んでふらふらとあれこれ試聴しながら時間が経ってゆく…時間の浪費っちゃ浪費ですけど、本屋の立ち読みみたいなもんです、これくらいいいか。今日は昨日からの続きでオーネット・コールマンのことが頭を離れず、検索したら、これが600円で売られてました。安いですね。即購入。『オーネット・オン・テナー』。

1961年、アトランティックでは最後の録音となったアルバムだそうです。アルトではなくテナー・サックスを吹いています。テナーを吹いても、アルトとちっとも変わらないオーネット節、と評するかたもおられるようです。たしかにそうですね。ただし、テナーを吹いているこの盤では、オーネットのリズム&ブルーズ的なブヒョブヒョ感がいっそうきわだっているように感じられます。ブヒョブヒョ感というか、専門用語では「ホンク」って言うんでしょうけど。

これも実はアナログ盤持ってました。実家にMDつきのラジカセを持っていって、アナログ盤をしこしことMDに落とす、という作業をすればよいのでしょうけど、それもなんかできなくて(保存状態が悪いのと、カートリッジがいかれたのと)、結局こうして買いなおしてます。ただ、iTunesStoreって、家の中に自動販売機があるようなもので、計画的に利用しないとえらい浪費のもとですね。でも、他に楽しみがないから、これくらいいいか…