俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

エルモア・ジェイムズ「フーズ・マディ・シューズ」

エルモア・ジェイムズの滋味あふれる声。ブルージーなサックス。これぞブルーズ、という一曲。アルバム『フーズ・マディ・シューズ』の日本盤のライナーは高橋英明さんという方がお書きになっていますが、この曲と「マイ・ベスト・フレンド」の「ディープな歌いこみ」にブルースの真実がある、となっています。昨日書いたとおり、高校時代、友人の友人が現れて「貸してくれ」と持っていってそれっきりになっている盤ですが、CDを聴きながら「ああ、こうだったな。これにしびれたんだな」と記憶がよみがえってきました。これほんと、よく聴いたなあ。このアルバムでジョン・ブリムとエルモア・ジェイムズの「声」にしびれて、それから急にブルーズだけでなくR&B/ソウルもわかるようになりました。いや、何年か前に、思い立ってCDを買いなおしたまま聴いてなかったのがなんとももったいない。しばらく聴きこみます。