俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ウインク「背徳のシナリオ」

僕が一番音楽から遠ざかっていた時代にアイドルだったウインク。もちろんTVでは観てたけど、どの曲がどう、というほど詳しくありません。というか、二度目に大学に入ったとき、湘南爆走族のジャンパーを着た同級生(男子ね)が、ウインクを口ずさみながらあの振りつけをさりげなくカンペキに踊っているのを見て、「オレ、もう若くないな」と実感しました。

去年のことですが、知り合いの古道具屋さんに用事があって立ち寄ったとき、この曲を耳にしました。店員さんがCDコンポの動作確認か何かをしながらガンガンかけてたんですね。うわ、このロシア民謡調の曲、誰?「すいません、社長、これ、誰の曲ですか?」「んあ?ウインクだよ」

へえ、ウインクにこんな曲があったとは。知りませんでした。その日のうちにいわゆる新古本屋さんに立ち寄ってアルバム『Sapphire』を購入。このアルバムだ!たしか200円でした。アルバムの裏を見ると1991年の発売ですね。10曲目に目的の曲「背徳のシナリオ」が入っています。カーステレオでガンガンかけて、うん、曲のよさ、面白さ、充分味わうことができました。

今日は柄にもなく、ボクシング中継を観てました。スポーツ、詳しくないんで的外れは書きたくないですが、果敢に挑んで散った挑戦者の悔し涙の純粋さ、清らかさ、すがすがしさ、あれが青年のよさですね。若い人っていいもんだ。よくやった。本当に立派な試合でした。