俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

モスクワのFM局を聴きながら(音楽ブログ休止中です)

今はインターネットで海外のラジオが聴ける時代です。とても便利で、ありがたいことです。僕の場合はロシアのステーションをいろいろ探して聴くことになるわけですが、あるとき、ただ聴き流すだけではもったいないと思いました。繰り返し聴けばリスニングの勉強になる、という実利的な側面もあるのですが、僕の場合、やはり目的は音楽です。いまのヒット曲だけでなく、時間帯によっては、日本ではなかなか聴けない古い歌謡曲がたくさん流れています。僕がモスクワに毎夏通っていたのは90年代ですが、その頃の曲とか、もっと昔の流行歌とか。

で、ストリーミングを録るソフトというのがちゃんとあるんですね。僕は某フリーウエアを見つけて、ずいぶん録り貯めしました。そういう音楽番組をCD-Rに焼いて車の中でずいぶん聴いたなあ。人によってはデジタルミュージックプレーヤーに落とす、という人もいるでしょうけど、僕はCDにして車の中で聴くのが好きでした。

で、あるときパソコンを買い換えました。すると、そのソフトが使えないのね。パソコンのサウンドカード自体に、内部再生音を取り込む「サウンドミキサー」が搭載されていないのです。これは録音できるはずがありません。で、大変残念ですが録音はあきらめました。そしてただ、放送を流しっぱなしにしていました。

今日のことですが、ふと、ケーブルでヘッドフォン出力からマイク入力につないだらどうか、と思いました。で、ケーブルを買ってきてやってみたのですが、これは駄目でした。再生してみると、ただのノイズです。ただ、せっかくケーブルを買ってきたわけだから、パソコンとCD/MDラジカセをつないで見ました。あ、これでいいのか。ラジカセから、古いロシアの流行歌がいい感じで鳴っています。まるでモスクワの学生寮みたいです。これはいいや。さっそくMDをセット。LP2のモードで懐メロの番組を録っています。ちゃんと録れてるかどうか、再生してみないとなんとも言えませんけど、たぶん大丈夫でしょう。当分、こんな調子でノスタルジックなモスクワ気分にひたろうと思います。